
新しいとは常識を覆す事でもあると思います。
見た事のない世界も「新」存続のものを新たな視点で観る事も又「新」
先日、あるブロガーの方が「新車はなぜディーラーで買う必要があるのか?」
と YouTubeで言ってましたが、それを聞いて「気が付く人が居るんだ?!」と驚きました。
このインターネット情報化社会のド真ん中で自動車販売は遅れてるのか?
業界が死守してるのか?ディーラーで新車を購入するシステムは改革がありませんね。
理屈から言うと、決してそんな事はなく、民間の中古車屋でも整備工場でも買えます。
ディーラー以外でも購入できる事はご存知の方が多いと思いますが、果たして一体何のメリットや得があるのかと言うことですよね。
比較的年配の方は古くからのお付き合いがある整備工場さんとの関係性で
ディーラーではなく付き合いのある整備工場さんで購入される方は多少おられるようです。
新車購入後のことを考えると顔見知りな業者さんから購入することは決して間違ってはないと思いますが
現実問題今の最新の車で5年以内に故障する可能性がどのくらいあるでしょうか?
私たちも長い間新車販売ではありませんが中古車販売業に身を置いておりますが中古車ですら故障の頻度は極めて低いです。当然年式の古い車や商業車などは例外ですが。
今の時代に新車で3年以内または5年以内に故障やトラブルが起きる事は非常に珍しいことになっています。
という事は実質購入後のことを考えての購入はあまり効果的ではないように思います。
それでは金銭的にはどうでしょうか?
新車では主に値引き幅が関西では特に重要視されるようですが
これも街の小さな中古車屋や整備工場が大幅な値引き交渉をしてお客様にお渡ししてあげれるほどディーラーも甘くないようにも思います。
となるとお客さんが直接新車を買いにいかれて少々粘って値引き交渉をしてもさほど変わらない結果になりそうです。
続いて金利です。これは驚くほどユーザーさんはあまり意識されないようですが
ほとんどディーラーさんが提供する金利は言い値です。
トヨタのプリウスなんて金利、結構高いそうですね。
後はディーラーさんが必ずお勧めするメンテナンスパック。これは必要な方には重要だと思いますが
絶対にお得か?と言われれば非常に微妙ですよね。その方のカーライフによって一概には言えないからです。
最後に下取り車両の査定額です。これはかなり前からディーラーさんが苦戦してきた大きな課題ではないでしょうか?
昔に比べるとディーラーさんも非常に査定額が良くなり私たち中古車業界の人間にとってもやりにくくなったのも確かです。
しかし日々の業務の中で今現在もディーラーさんからの査定が安かったために私たちの販売店に車両が流れてきているのも確固たる事実でございます。
長くなりましたが上記の内容をまとめると
1、大幅な値引き交渉は安易ではない。
2、オートローンの金利が実は高い。
3、結局下取り車両の価格は高かったのか安かったのかがわからない。
簡単に言うとこんな感じでは無いでしょうか?
細かく言えばまだありますが誰でもわかるように本当にシンプルに言うと上記の内容です。
ここからが本番ですが、これをなんとか分解して
新車購入できないか?
ということです。
例えばですよ、例えば一般の方が個人で値引き交渉されるのと
車業界の会社としてディーラーさんに値引き交渉するのとでは可能性として業界の人間の方が交渉が有利なような気がします。いや有利です。ここで数万円の差が出ます。
次に金利は実質下げることができます。
例 250万円の車輌を5年ローン(60回)金利5.9%=314400円(金利手数料)
250万円の車輌を5年ローン(60回)金利4.9% =259000円(金利手数料)
約55400円の差額
最後に下取り車輌の査定額です。これは私たちの土俵ですが上手くいけば
10万円のプラス評価
下取り車両とはすなわち中古車として再度市場に出す価格を見込んでの金額になりますので
当然1番末端の価格を知っているのは中古車販売業者さんです。
ですから値引き交渉、金利の見直し、下取り車両価格の見直し、全てがうまくいったとしたら一体いくらの節約になるのか?
と言うことです。
あくまでも理屈です。やはりディーラーさんは会社規模や信用が非常に高く、お金だけではない価値を提供していますのでこれだけ長い歴史の中で繁栄してきたわけです。
これを見ていただけた方の中で上記の内容を踏まえてもいちどアドバイスを聞いてみたいと言う方はぜひご連絡ください。
長い文章にお付き合い頂き本当にありがとうございました🙇
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